皆さんこんにちはちゃみです。今日はいつもとは最近気になるニュースについて取り上げたいと思います。
近年中国が何やら日本海や南シナ海付近で軍事演習を行っているとか、尖閣諸島の領海まで入ってきただとかっていうニュースを目にすることがちらほらありますよね。
かくいう私もソファーで横になりながら「ふーん、物騒ね~」くらいにしか思っておりませんでしたがこの間面白い話を聞いたのでぜひ共有させてください!
ではタイトル回収になりますが実は領海侵犯とテレビで放送されていることばは実は法律上存在しない言葉だったんです!これだけだと理解しにくいと思うので詳しく説明します。
領海
社会の教科書で↑のような図を見たことがあるかもしれません。
軽く説明すると
排他的経済水域
陸地から200海里が排他的経済水域と呼ばれ他国がその範囲の資源をとることが出来ない範囲とされています。
接続水域
ここから自国の法律に基づいて取り締まり等が出来る範囲。入る側・入ってこられる側が双方準備するための区間。
領海
完全に自国のもの。しかし国際法で無害通航権というのが認められている。
今回の話のミソはこの無害通航権ってやつ。
無害通航権
無害通航権とは簡単に言うと「害を為さないなら事前申告無しで勝手に通っていいよ」という権利。空母だろうが戦艦だろうが勝手に私たちの町の港ギリギリを通ることが出来る。
つまりそもそも領海侵犯という概念が存在しないということ。
なので中国の漁船が尖閣諸島のギリギリまで入ってくるとかっていう行為も無害なのであれば国際法上何も問題はない。
ではなぜこのようなことになっているかというと、基本的に他国の領海と自分の領海は面し合っているからです。
日本では感じにくいですが大陸にある国、1つの島に複数国がある場合どこかで領海と領海が接していることになります。その場合領海を通れないとわざわざ排他的経済水域まで迂回して航海しなくてはならず経済的にみんなが損してしまうからこのようなルールになっています。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はいつもと違って時事的な内容を取り上げさせてもらいました。いつも何気なく見ているニュースもしっかり理解し内容を理解できることもある種のお得なのではないでしょうか?今後もこう言った内容についてお話していきますし、身近な生活の知恵も上げていきますので良ければご覧ください。
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